Read Article

EMOBILE LTEやXiなどのLTEがまだ遅い理由

通信各社とも高速次世代通信LTEへの切り替えを積極的に行っているこの頃ですが、イマイチ速くなったといううわさを聞きません。
先日も記事にした通り、全国的にはWiMAXが速いという評価です。
どうして言われているほどの通信速度が出ていないのでしょう。

日経トレンディーネットにこのように書かれていました。

なぜ、実力を発揮できないのかというと、各キャリアが高速通信に必要な周波数帯域幅の確保に苦慮しているためだ。
LTEで下り75Mbpsを実現するには10MHz×2の帯域幅が必要だが、NTTドコモが現在Xi向けに使用しているのは、一部屋内を除き2GHz帯の5MHz×2幅のみ。
またEMOBILE LTEも、ほとんどのエリアで1.7GHz帯の5MHz×2幅しか使用していないと見られる。

その理由は、各キャリアともLTEと同じ帯域で、すでに3Gのサービスを提供しているためだ。
3Gサービスの利用者が圧倒的に多い現状では、3G向けにフル活用している帯域をLTE向けに割くのが難しいのである。
ちなみにNTTドコモは、LTEなどの高速通信用として、1.5GHz帯を15MHz×2幅分所有しているが、これは2014年3月末まで東名阪で使用できる帯域が一部に制限されているため、本格活用が難しい。

各社がLTEの販売促進に力を入れているのも、LTEに移行してもらうことで3Gの利用者を減らし、現在3Gで使用している帯域をLTEに割り当てたいという思惑があると考えられる。
ゆえに、LTEで真に高速通信が体験できるようになるのは各キャリアがより多くの帯域幅を確保できるようになる、もう少し先のことになるといえそうだ。

日経BP社:続々サービス開始するLTE、真の実力を発揮できない理由とは?

こういった理由からもEMOBILE LTEでの75Mbps対応エリアが都市部より外れたところから展開しているのかもしれませんね?

EMOBILE LTE サービスエリア

今後、softbankでは現行AXGP方式のSoftBank ULTRA WIFI 4Gとは別にFDD-LTE方式の次世代データ通信サービスを2012年秋以降に開始すると発表しています。
また、auも2012年末にはLTEへの参入を表明しています。

ますます激化するLTE通信網ですが、本当の実力が発揮されるのは、まだ先のようですね。

URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top