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WiMAXのエリアマップ確認、ピンポイント検索は意味がない理由

ここではUQ-WiMAXの通信エリアを事前に調べた結果と実際の接続状況の違いを紹介します。

前置き
先日、友人に「WiMAXを使いたいんだけど、使いたい場所でつながるかどうか分からないのでどうすればいい?」と相談を受けたので「調べても意味がないから、デモ機借りて試してみたら!」と回答しました。

冷たいような気もしますが、実際に分からないのです。今の時代、ネットで調べて分からないことなどあるのかと思われるかもしれませんが、モバイルルーターの通信エリア、通信速度に関しては参考にはなりますが、知りたい答えを見つけることはなかなかできません。

実際、私がWiMAXを導入する時もそうでした。モバイルルーターの契約を検討する時に重要なポイントは「WiMAXはつながるか?」「WiMAXの速度は十分か?」「WiMAXの利用料金は?」「WiMAXの端末の種類と価格は?」。

特につながるかどうかは重要です。いくら安くても、端末が良くても、通信速度が速いというスペックでも、つながらないと始まりません。

利用料金や端末の種類・価格は調べればすぐに分かります。ですが、つながるかどうか?どのくらいの速度になるか?を調べるのには苦労しました。

私が出した結論としては通信エリアをネットで調べても参考にはなるがつながるかどうかを知ることはできないということです。

WiMAXエリアを調べても意味がない理由。

エリア調査の前提条件
私がWiMAXを導入する際に行った調査を例に説明します。まずはどこで使いたいか?これを想定しないと話が進みません。私は3箇所での利用をメインに調査しました。

1.自宅:メインの利用場所(主要都市、主要駅から徒歩20分のアパート7F)
2.実家:帰省時に利用(主要都市の間にあるベットタウンの一軒家)
3.カフェ:(主要都市、主要駅から徒歩1分)

これら3箇所で通信できることがモバイルルーターの導入条件としました。

WiMAXはつながりやすいのか?

そもそもUQ-WiMAXはつながりやすいのか?と言うことですが、UQ-WiMAXの公式ページでは以下のように書かれています。

超高速エリアは全国区!日本まるごとWiMAXのエリア化へ。
WiMAXの超高速エリアは全国主要都市を99%カバー(東京23区・政令指定都市・47都道府県の県庁所在地。)更に、全国も約94%カバーとサービスエリアは今後もますます拡充していきます(全国の市区町村の役場が所在する地点における通信が可能か否かを基に算出。)

なんとも分かり難い表現です。要するに田舎や壁地以外は大体つながるよ!とアピールしていることだけは分かります。これは他社も同様で各社独自の算出方法で表現しており、他社との比較ができにくい表現にしています。イメージのみで導入検討の判断材料にはなりません。

WiMAXのエリアマップ(地図)を見れば分かるのか?

まずは、つながるかどうか?UQ-WiMAXエリアマップを確認、条件となる3箇所の住所を入力し見てみました。

自宅


実家


よく行くカフェ

エリアマップでは3箇所とも色塗りされており、いわゆる通信可能?エリア内でした。これでつながる可能性があることは分かります。ですが、本当につながるかどうかは別問題です。

注意事項としてちゃんと書かれています。「サービスエリアおよび拡大予定サービスエリアはシミュレーション結果により表示していますので実際とは異なる場合があります。 また、拡大予定エリアはデータ作成時点での計画であり、変更される場合もあります。」

つまり、エリア内でもあくまでシミュレーション結果なのでつながらなかったらごめんなさいねということです。これでは、つながることを確約できるデータにはなりませんね。まずは色が塗られていることが最低条件で、色が付いていなければ問題外といったところですね。

WiMAXのピンポイントエリア判定なら分かるんじゃない?

次にピンポイントエリア判定をしてみました。結果は下記のとおりです。

自宅:判定○
屋外:快適にご利用可能と思われます。但し、まれに、通信しにくい場合や圏外となる場合があります。
屋内:ご利用可能と思われます。但し、建物周辺の地形、建物形状、建物内の利用階数・窓からの距離・利用場所等により通信しにくい場合や、圏外となる場合があります。

実家:判定△~◯
屋外:ご利用可能と思われます。但し、場合により、通信しにくい場合や圏外となる場合があります。
屋内:建物周辺の地形、建物形状、建物内の利用階数・窓からの距離・利用場所等により通信しにくい場合や、圏外となる場合があります。

よく行くカフェ:判定◯
屋外:快適にご利用可能と思われます。但し、まれに、通信しにくい場合や圏外となる場合があります。
屋内:ご利用可能と思われます。但し、建物周辺の地形、建物形状、建物内の利用階数・窓からの距離・利用場所等により通信しにくい場合や、圏外となる場合があります。

この判定結果からは3箇所とも使えそうな感じです。実家が若干怪しいかなという感じですね。

ですが、これらも但し書きと注意書き付きです。「但し、場合により、通信しにくい場合や圏外となる場合があります。」「当社が独自に実施したシミュレーションに基づく」となっていますので、これもつながることを確約してくれるものではあリません。

エリア調査結果と実際の通信具合はどうだったのか?

結局、エリアマップとピンポイント判定で言えることは、3箇所ともつながりそうということだけです。

では、実際のところどうなのかというと、現在はAtermWM3600Rを利用していますが、自宅では室内どこでもバリバリつながります。動画再生もストレスはあリません。

実家は残念ながら窓際に端末を置かないと通信できません。通信できても何とかつながっているというレベルで快適に利用できているというレベルではあリませんでした。

最後に第2の仕事場カフェですが、残念ながら私の指定席では全くつながりませんでした。私はタバコを吸うので奥の喫煙席で作業をします。そこでは全くつながりません。入口付近の禁煙席ではつながります。

というように、調査では3箇所ともつながりそうな感じでしたが、結果としてはバリバリつながる、何とかつながる、場所によってつながると様々です。しかも場所によっては主要駅そばなのに建物内ではつながらない場所があるということです。

やはり、公式のエリアマップとピンポイント判定だけでは実際につながるか分からないということですね。

まぁ、無線通信自体、利用する場所、時間帯、利用者の数によって影響を受けやすいものなので、つながり具合を明確化するのは難しいですよね。

特にWiMAXの場合は電波特性によるところも大きく、他の方式に比べ使用周波数帯が高周波域のため、直進性が良いので速度は出やすいのですが、障害物に弱い特長を持っています。ですのでWiMAXは建物内ではつながりにくい傾向にあるのでなおさらです。

その他に調べる方法はないのか?

UQ-WiMAX公式ページにてその他に紹介されているものとしては、JR、地下鉄・私鉄、空港、地下街、施設、カフェなどがあります。これらはある程度場所を特定できるので、それなりの精度はでると思いますが、その場所が勤め先か通勤、通学ルートでない限り、頻繁に使う場所でないのが残念です。

ちなみに私にとって重要なカフェの情報はプロントチェーン系がメインで知りたい箇所の情報は出ていませんでした。

ついでに海外についてですが、WiMAXの海外エリアについては、調べる以前の問題だと思います。利用自体ををおすすめしません。理由はWiMAXの海外利用をおすすめできない3つの理由(au WiMAXも)

その他にUQ-WiMAXの公式の口コミ情報として、エリアレポーター – WiMAXのクチコミがありますが、情報が整理されていないので、自分の欲しい情報を見つけ出すのが大変です。また、サンプルも少ないので私の知りたい情報は見つかりませんでした。

あとは、公式情報でダメなら非公式情報に頼るしかありません。ですが、ほとんどのサイトのエリア情報は公式エリア情報にリンクしているので意味がありません。

それら以外で私が調べてみたのは、WiMAX実測スピードマップみんなでつくるUQ WiMAX マップ Beta版

これらは実測や口コミ情報を元に通信エリアや速度をマッピングしたものです。公式のシミュレーション結果よりは精度がありそうな気はしますが、これらも結果を確約するものではなく、サンプル数も限られているので、参考程度にしかなりませんでした。

やはり、自分の知りたい箇所の情報を得るのは難しいようです。逆に自宅でつながるかどうか分かるほうが怖い気がします。

つながるかどうかを調べるにはどうすればよいのか?

ネット上の情報では正確につかめないので、あとはリアルに確認するしかありません。方法としては人に聞いてみるか実際に試してみるしかありません。これを怠ると契約したけどつながらなかった!解約したら違約金をとられた!となります。

まずは人に聞いてみました。UQ-WiMAXはネット契約形態なので、UQ-WiMAXショップといった実店舗がありません。そこでサービスを提供している家電量販店の店員さんに色々聞いてみました。

家電量販店では専門的に詳しい人、色々と知っている人、駆け出しのバイトさんと色々な人が働いています。私の場合は、運良く3人目で、たまたま近くに住んでいるUQ-WiMAXユーザーの店員さんにあたり色々と話が聞けました。

ですが、多分大丈夫だよというくらいしか言えませんよね。ましてやカフェや実家については無理です。人に聞くのも限界があります。

最後は実際に試すしかありません。

そこでヨドバシカメラの店員さんに聞いてみました「契約前につながるかどうか確認できるデモ機を借りれませんか?」と。するとヨドバシカメラでは、店頭での貸し出しサービスをやってないということで、UQ-WiMAXのTry WiMAXという事前にレンタルできるサービスをすすめられました。

try-wimax

15日間無料でレンタルできるのですが、持ち逃げ防止の為か?クレジットカードやメルアドの登録などの条件があるので注意してください。

私が借りて試した結果、自宅では快適につながり、カフェではつながらず、実家は帰省のタイミングがなかったので試せませんでした。

実家は年に数回なのでぶっつけ本番で確認することにして、カフェはネットを使う時と使わない時とで場所を変えることにしました。翌日、無事契約を結び、現在に至ります。

つながらない場合どうするのか?

調べてみた結果、つながらない=圏外だった場合どうするか?残念ですが他のキャリアにするか、エリア改善されるのを待つしかありません。UQ-WiMAXはエリア改善のアンケートを受け付けていますが、あくまで参考とされるだけで、即反映されるものではありません。

それでも申請してみたい方はエリア改善申請:お客様の声を聞く

エリア改善情報をすぐに知りたい方はUQ WiMAX エリア通知メール

WiMAX通信エリアのまとめ

UQ-WiMAXの公式情報はあてにならないと書いてきましたが、UQ-WiMAXを否定しているわけではありません。実際、私はUQ-WiMAXで快適なモバイルネット環境を満喫しています。

私が言いたいのは使いたい場所でつながるか?つながらないかは?ネットの情報だけでは断定できないということです。これは、他の通信業者も同じです。

UQ-WiMAXはつながって、ある程度の速度が確保できれば、通信制限もなく、利用料金も良心的で端末も豊富なおすすめのキャリアです。

UQ-WiMAXを検討している方は、建屋内でつながりにくい傾向にあるのは事実です。事前調査も大切ですが、色々ネットで調べてみても自信を持ってつながるという情報にはなかなかめぐり逢えません。契約して後悔しないため通信状態を実際に自分で確認することをおすすめします。

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